下関市新椋野の皮膚科医院 しものせき皮ふ科クリニックの皮膚科、アレルギー科情報

・湿疹、皮膚炎、かぶれ、アトピー性皮膚炎、じんましん
・ニキビ、あせも、手あれ、虫刺され、皮膚の乾燥、フケ症
・乾癬、掌蹠膿疱症
・細菌感染症（おでき、蜂窩織炎、丹毒など）
・真菌感染症（足白癬、爪白癬など）
・ウイルス感染症（イボ、口唇ヘルペス、帯状疱疹など）
・皮膚のできもの（ホクロ、粉瘤、皮膚がんなど）
・熱傷（やけど）、褥瘡（とこずれ）、しもやけ、きり傷、すり傷
・うおのめ、たこ
・円形脱毛症、男性型脱毛症
・白斑、青あざ、茶あざ、肝斑
・陥入爪、巻き爪
・花粉症、多汗症など

エキシマレーザー（XTRAC）は、波長はこれまで普及してきたエキシマライトと同じ308nmですが、輝度が高く、少ない治療回数で早く効果を表すことができます。

尋常性白斑、円形脱毛症、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎などに保険適応があります。

 

 

VTRAC（ヴィトラック）は尋常性白斑、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎などの難治性皮膚疾患を治療する最新の紫外線治療器です。

また、円形脱毛症にも有効性が報告されています。高輝度の光を患部だけに安全かつ効果的に照射し治療することができます。

 

 

ダブリン3シリーズNeoLuxはナローバンドUVBランプ48本を搭載しており、全身に対して充分な紫外線を均一かつ短時間に当てることができます。

1回あたりの治療時間が短くなり、少ない照射回数で高い効果を出すことが可能になりました。

 

 

 

特殊な拡大鏡で皮疹を観察し色調、形、パターンから良性、悪性を判断します。

基底細胞がんの診断や良性のホクロと悪性黒色腫（メラノーマ）の鑑別に有用です。体を傷つけることなく簡便に行える検査です。

 

「聴診器」のように持ち運べ、ベッドサイドや処置室など、いつでもどこでもエコー検査が可能です。

皮膚のできものや腫れものをエコー検査で詳しく見ることができ、診断の手助けになります。

 

 

 

当院では、アトピー性皮膚炎に対してデュピクセントという注射薬による治療が可能です。今までの治療法で十分な効果が得られない成人アトピー性皮膚炎（15歳以上）の方にお使い頂け、患者さんご自身が注射を行う「自己注射」が可能です。

デュピクセントは、「IL-4」と「IL-13」というサイトカインの働きを直接抑えることで、皮膚の2型炎症反応（Th2細胞による炎症）を抑制する新しいタイプのお薬です。

アトピー性皮膚炎の皮膚の内部に起きている炎症反応を抑えることによって、かゆみなどの症状や、皮疹などの皮膚症状を改善します。

高額な薬剤のため、高額療養費制度が適応となる場合があります。
自己負担の上限額は、年齢、年収、加入している健康保険組合により変動しますので、詳しくは加入している保険者などにご確認ください。

陥入爪の一番の原因は深爪です。
まずは爪の端が皮膚から出ている状態まで伸ばし、形を「スクエア」に整えることが大切です。軽症であればテーピング法に加え、細菌感染を伴う場合は抗菌薬の内服と外用、肉芽の状態によりステロイド外用を併用します。
重症の場合は、フェノール法による手術治療も行っております。

巻き爪に対してはマチワイヤー法による矯正も行っております。
巻き爪矯正の補助薬であるリネイルゲルを併用することで矯正効果を高め、再発予防も期待できます。　
＊マチワイヤー法、リネイルゲルは保険外治療となります。

手、足、腋の下、顔などに、日常生活に支障を来たす程の発汗過剰を認める場合は治療の適応となります。当院では日本皮膚科学会の多汗症診療ガイドラインに従って、塩化アルミニウム外用、プロバンサイン内服などの治療を行っております。保険適応のある原発性腋窩多汗症に対するエクロックゲルやラピフォートワイプによる治療や原発性手掌多汗症に対するアポハイドローションによる治療も行っております。

重度の腋窩多汗症に対しては自費によるボトックス治療も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

わきが、足の臭いが気になる方には、制汗デオドラント（D-bar、D-tube）を取り扱っております。朝塗るだけで長時間、夜まで効果が持続し、塗り直しの手間がありません。悪臭の原因であるアンモニアを中和し、お肌の弱酸性を保ち細菌の増殖や汗の臭いを抑えます。皮膚汗臭・わきがを抑え、制汗効果もあります。

　　　

帯状疱疹は、体に潜んでいた水ぼうそうのウイルスが、再び活性化することによっておこる病気です。

皮膚だけでなく、神経にも炎症が起こるので、強い痛みを伴うことがあります。ご高齢の方では、皮膚症状がなくなっても痛みが続いてしまう場合があり（帯状疱疹後神経痛）、発症をきっかけに寝たきりになる人もいる程です。

当院では、50歳以上の方に勧められているワクチンの摂取が可能です。
帯状疱疹の発症を予防する、または発症しても軽症ですませるためにも接種をお勧めします。 任意接種となりますので、費用は自己負担となります。生ワクチン（１回接種）と不活化ワクチン（２カ月間隔で２回接種）を選択できます。

（場合によっては摂取できないこともありますので、まずはご相談をお願いします）。